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技術面でよくあるご質問(27-34)

27.ゲートの種類は何がありますか?

Q&A12」でもお答えしておりますが、サイドゲート・ピンゲート・トンネルゲート・フィルムゲート・ホットランナー(ランナーレス)など色々とあります。それぞれに長所や短所がございますので、新型を製作する場合が十分にお打合せしてください。

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28.ゲート(樹脂の入り口)形状の種類によって何かあるのですか?

それぞれに長所や短所がございます。

サイドゲートは一般的なゲート方式で金型製作費用面でも有利です。反面製品にサイドゲートが残ったまま生産しますので、後でカット処理などが必要になり、その処理痕などが残る可能性が大きくなります。

フィルムゲートはサイドゲートの樹脂の入り口をフィルム状にしてカットなどの後処理を目立難くする方法ですが、樹脂の入り口が細い為に圧力が必要になり、バリやヒケなどの金型の負担が大きくなります。

ピンゲートはサイドゲートと並んでポピュラーなゲート方式で、量産時に金型が開いて製品を取り出すと同時にゲートを切り離す方法ですので、後処理が必要無い事が多く、製品の安定度も大きいと思います。反面、名称のごとくピン状の細い入口ですので、フィルムゲートと同じく圧力や充填不足などの為に金型負担が大きくなる成形になります。

トンネルゲートはピンゲートなどで対応出来ない場合などに製品の横にゲートを付ける方式で、ピンゲート同じく生産と同時に切り離しますので、後処理が楽になりまが、横に付ける為、極端に弱い金型ゲート口の為ゲート口が広がりやすく、不具合になる可能性が大きくなりますし、ピンゲート同じ不具合もあります。

ホットランナー(ランナーレス)はランナーを溶かした状態にしてランナーを出さない方式ですので、ランナーと言う不要なモノが発生しないので、非常に優秀なランナー方式になりますが、反面費用が高額になり、ランナー自身を溶かしたままにしますので、量産数量が大きくないと反対にロスが増大します。

以上のように一長一短があり、量産数や 必ず発生しますので、商品なった時に目立たたないかなど十分に検討する必要があります。

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29.抜き勾配って何ですか?

射出成形品など金型を開いたりする場合に必要な斜面(勾配)のことです、金型を開く時には必ずこの勾配が無いと、金型が製品に擦って雨模様なスジ傷が発生する可能性が高くなります。また、抜け勾配が無いと、金型にへばり付いて取れないなど不具合の発生の原因になりますので、どのような金型でも基本的には抜け勾配を付けさせて頂きます。

抜け勾配がつけれ無いなどの場合は、費用がかかり、スジ模様などが発生しますが、割り型などの機械的に金型を開いたり閉じたりして抜けるようにする方法もございますので、ご相談下さい。

30.射出成形の場合、抜き勾配はキャビもコアも必要なのですか?

必要になります。キャビ面(キャビティ:固定面)・コア面(移動面)両方に必要ですので、製作時にご相談ください。

31.抜き勾配が無いと、どうなりますか?

Q&A29」でお話しましたが、擦り傷状のスジが無数につく可能性がございますので抜き勾配はおつけください。

32.抜き勾配の大きさはどのくらいにすれば良いのですか?

一概には言えませんが、樹脂の種類や構造、抜く長さなどによって打ち合わせが必要です。ぜひご相談ください。

33.収縮率って何ですか?

収縮率は、樹脂ごとにある程度決まった小さくなる率のことですので、金型はその収縮率を計算して作る必要があります。たとえば、ある商品を10oの高さで作りたい場合は、収縮率0.1%の樹脂で作る場合は、0.1%大きく金型製作する必要があります。

34.成形機の力って何ですか?

成形機には型締力などがあり、その「ちから強さ」で生産できる商品が決まりますが、ご要望の商品によって適切に成形機を割り振りますので、ご安心ください。

そのほかにも容器で困っていることがございましたら、どうぞご相談ください。
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